2009.12.09
不動産オークション

今日は横須賀のここへ行ってきました。
一見学校の校舎にも見えるこの建物、
実はこれ、田戸台にある横須賀簡易裁判所です。
当社で管理をしている物件の賃料滞納の件で
訪れたのですが、
車を停めようと敷地内に入ると
どこも駐車場が一杯・・・
仕方なく敷地の裏側に回るも、裏側もほぼ満杯。
かろうじて若干の空きスペースに停められたものの、
この混み具合はなんだろうと疑問に思いながら建物に入ると、
とある部屋の中にものすごい数の人の気配が。
そしてふと扉を見てみると、
『不動産競売』と書かれていました。
どうやら不動産競売の開札日だったようです。
私は外から覗いていただけでしたが、
座りきれない程の入札者の方たちがいる中、
執行官が開札結果を淡々と読み上げる声だけが
響いていました。
何より驚いたのは、不動産業者に負けじと
明らかに個人の方が数多くいたことです。
先日のニュースで、ボーナスカット等による
住宅ローン返済の行き詰まりによる影響で、
今年の全国の競売件数は
昨年の46%増だと言っていました。
一昔前はただただ悪いイメージが
先行していた不動産競売ですが、
こうした競売案件数の増加や法律の整備、
ネットや書籍による知識の浸透、
更にはインターネットオークションをはじめとする
商品の競売での購入方法が一般化してきた影響で、
想像以上に『不動産オークション』は
身近なものになっているのかもしれません。
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