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2007.08.30
都心の風



私が都内の不動産会社で働き始めた頃、
最初に驚いたのは都心型の3階建住宅の存在でした。

15坪~25坪くらいの土地に、建ぺい率いっぱいに建物を建てるという
スタイルで、通常カースペースを優先するため、庭はありません。

当時、逗子で育った私にはショックが大きかったのですが、
土地の値段が他の地域の何倍もする都心部では、
戸建の需要に対する解決策としては自然なことだったのかもしれません。

お客様としても、駅に歩ける距離がいいというご要望が多い反面、
庭があると手入れが面倒だから無い方がいいという方も少なくなく、
戸建の自由さと利便性を兼ね備えた都心らしい形だなと思っていました。

そんな都心の風が湘南エリアにも吹いてきたようです。

以前から3階建の住宅はポツポツと建ってはいたのですが、
ここ数年、都内の建売業者が数多く湘南エリアに進出。

こぞって土地を買い、都心型住宅をあちこちで建てているようです。

それに負けじと地元の建売業者も積極的に3階建てを
建てる様になりました。

メリット、デメリットはあると思いますが、
土地が小さくて済む分、価格が安くなることは事実です。

近年、逗子、鎌倉、葉山のエリアは本当に土地が高くなりましたが、
都心型住宅はロケーションを重視する際の選択肢の一つとして、
湘南エリアにも着実に定着しつつあるようです。

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2007.08.28
今日こそは



先日のブログでがんばりますと言ったことを実践するべく、

深夜まで営業している(正確にはしていません)
仲間の不動産業者の事務所で夜中の1時までお世話になった後、
1人逗子海岸まで行ってきました。

現地に着くと、夜中の1時だというのに小さい子供を連れた家族や
若いカップルなど、10人近くはいたでしょうか。

昨夜はほぼ満月、気が付くともうずいぶんと涼しくなってきました。
カメの赤ちゃんが孵化するには絶好の時・・・

と勝手に思っていたのですが、結局その瞬間に立ち会うことは出来ず、
2時を過ぎたあたりで仕方なく家路へ。

おかげで今日は寝不足ですが、
なんと今夜は満月&皆既月食、何かが起きる気がするので
今夜も行ってみようと思います。

私の睡眠の為にも無事に赤ちゃんが出てきてくれることを
願うばかりです。






先日最後に触れたウミガメの話。

もうずいぶんと有名になりましたが、
6月の下旬、逗子海岸の北のはずれにアカウミガメが
産卵をしました。

逗子海岸がウミガメにとって産卵に値する場所となったことは
すごくうれしいのですが、

それよりもうれしかったことが、先日産卵現場を訪れたときのこと。

産卵現場を保護する木製の柵に誰かが取り付けた

「ウミガメ観察ノート」。

ウミガメの様子を誰でもいつでも書き込める事が
できるようになっており、

年は小学生から年配の方まで、
遠くは群馬や埼玉の方からと、

本当にいろいろな人たちが

「ゴミを拾ってあげたいのですが、柵に入っちゃだめですか?」
「街灯の明かりでカメが迷わないか心配です」

といった何気ない事からウミガメへの応援メッセージまで、
多い日には1日に10件近くのメッセージが書き込まれていました。


そしてここからが肝心、そのノートの中に専門家の方の情報が
載っており、何でも地熱的に8月27日以降の夜がXデーに
なるのではないかとの事。

8月27日は月曜日、週の始めから徹夜はつらいですが、
何とかがんばってみようと思います。


ちなみに当社は日曜、祝日が定休です。





今朝、早く起きることが出来たので、犬を連れて
逗子海岸に散歩に行ってきました。

海岸に着くと、まだ6時前だというのに

私と同じく犬の散歩に来ている人
ジョギングやウォーキングに汗を流している人
ただ海を眺めている人など、

たくさんの人たちが、皆思い思いに朝一番の海のパワーを
もらいに来ていました。

朝の時間というのは
どこか不思議な雰囲気があるものですが、

特に目を引いたのは、数時間後の賑わいなど
想像もできないくらい静まり返った海の家。

昼の時間に来ると特に何も思わないのですが、
こうも静かだと、まるでどこかのビーチリゾートにでも
来ているような錯覚に陥ってしまいます。

よく逗子、葉山あたりはリゾートだと言われますが、
正直なところ「リゾートというにはちょっとなあ」と
心の中で思っていた部分も少なくありませんでした。

しかしながら、今朝の逗子海岸は紛れもなくリゾート。

リゾートの定義というのは、ロケーションや施設も
もちろん大事ですが、そこに集まる人たちによって作られる
雰囲気こそが一番大事なんだなぁと改めて気付く事ができました。

そういえば、逗子海岸に産卵したアカウミガメの卵が
そろそろ孵る頃です。

それについてはまた次の機会に。

2007.08.21
昨日の続き



本日、ネットを見て直接連絡をくださったお客様を
材木座の物件にご案内。

車中でお話を伺うと、引越の理由はズバリ「サーフィン」。
現在都内に住んでらっしゃる方で、お仕事も都内との事。

昨日ブログで書いたばかりですが、本当に自然を求めて
こちらにやってくる方が増えたような気がします。

通勤を重視して都心に住む方。
日々過ごす環境を重視して自然のそばに住む方。

考え方は人それぞれですが、私も昔、一時的ではありますが
逗子を離れ、都心に住んでいた事がありました。

当時の私は「海に5分」ではなく「会社に5分」を選んでいましたが、
それでもなぜか時間が無く、毎日時間に追われていた記憶があります。

逗子に帰ってきてからというものの、地域の活動などで
何かと忙しくはあるのですが、どこかゆとりがあり、穏やかで、
私の性には合ってるのかなと最近感じるようになりました。

地元に住み、地元で働ける事に感謝、感謝の
今日この頃です。



湘南不動産ネットワークの管理を担当している
明邦産業(株)の吉田です。

日々の仕事で感じたこと、湘南エリアの情報など
あまり枠にとらわれずにいろいろと書いていきたいと思います。


最初にお伝えしたいのは、最近の逗子周辺の海について。
今年は近年に比べて海の様子が若干違うようです。

某企業の協賛で日本最大級のフィナーレになった
逗子海岸花火大会の影響なのか、

それとも年々進化を遂げていく海の家の影響なのか、

はたまた単に時代の影響なのか、

とにかく活気があります。

海に浮いているサーファーの数も年々うなぎのぼり。
波のある日は、平日でも海を走っていると
仕事はどうしたんだろうと思いたくなるほど
たくさんの人達がサーフィンを楽しんでいます。

この調子だと、
湘南エリアのアパートはサーフボード等の洗い場や
艇庫といった需要がますます増えていきそうです。